子供の交通事故割合は10万人に4人程度。多いか少ないか。
今朝、出勤中の車でラジオを聴いていると、風見しんごさんのインタビューが流れてきました。
風見しんごさんは10年前に、当時10歳の娘さんを交通事故で亡くされました。
子を持つ親としてはとても身につまされる内容で、特に事故直後にトラックの下で横たわる娘さんを見つけた時の描写のあまりの臨場感に、もし子ブタちゃん(かわいい娘の事)がそんな目にあったら…と胸が苦しくなってしまいました。
風見しんごさんは、その体験を元に講演を行ったり本を出版し、かかわる人が全員不幸になってしまうような事故を少しでも減らそうと活動をされています。
世間には、そんな風見しんごさんの事を「子供が死んだ事で商売している」とか「ブレイクダンス以外に飯のタネができたな」と揶揄する愚民もいるようですが、私はそうは思いません。
思い出したくもないような不幸に向き合い乗り越え(まだ乗り越えられていないかも知れませんが)子供の事故に対して決して油断しないように啓蒙してくれているのです。
この記事でも述べられていますが、子供用のハーネスに対する否定的な視線はとても強いです。
実は私もこのハーネスをいいなと購入を検討していて、否定している人は子育てもした事のない独身者か前時代的な老害だけだと思っていました。
ところが会社の同僚とこの話題になった時、私とそう年齢の変わらない母親や、もっと若い子育て中の父親も、このハーネスを強く否定していました。
「いいなと思うけど人目が気になる」程度ではなく「自分の子は犬じゃないんだ。そんなの虐待だ」と明らかに自分の意思をもって否定するので、いいなと感じる自分がおかしいのかな?とさえ思ってしまいました。
我が家の子ブタちゃんは散歩中にかわいい色の自転車見つけると、走り出して駆け寄ってしまうクセがあって、急ブレーキをかけさせてしまいヒヤっとした事が何度かあります。
もちろん走り出しそうになる気配は大体わかるので気を付けるようにしているのですが、それでもやっぱり心配なものは心配で、少しでも事故に遭う確率が減るのならハーネスを付けるのもいいかなと思っていたのですが。
子供が交通事故に遭う割合は10万人に4人程度らしいので、確率としてはとても低いと思いますが、万が一事故に遭ってしまったらほとんどのケースが取り返しのつかない事になってしまうでしょう。
それを考えると確率が低いから「うちの子に限って~」と楽観視するのはあまりに危険なのではないかと、やっぱり他人から白い目で見られてもハーネスを子ブタちゃんに着けさせようかと真面目に検討している次第なのです。
そして、万が一、本当に万が一の事故の際には、まだ我が家の子ブタちゃんが一人で出歩く事はないので、その時一緒にいる私か妻がテンパる事なく、この記事に書いてあるように、しっかり冷静に対応できるようにしたいと思います。
この記事には「事故したけど恥ずかしいから立ち去る人もいる」とありますが、私の妻も事故に遭った時、すっぴんだったのが恥ずかしくて立ち去ってしまった経験があるそうです。
こりゃ子ブタちゃんと散歩行くときもしっかり化粧させないとな…
無断で記事を引用してすいませんでした。