奈良で起こった剣道部のニュースを見て、私がマゾに目覚めたきっかけを思い出した。
このニュースを見て、私は部活ならびに武道における過剰な精神主義の弊害を強く感じます。
たった4人でランニングしていて、遅れた生徒に気が付かないなんてありえないので、おそらく「根性が足りんから付いて来れんのや」と置いてけぼりにした結果、このような事故が起こってしまったことは容易に想像できます。
私も高校生の時に剣道部に入っていたので、寒い冬でも裸足、暑い夏でも分厚いフル装備を強要され、あえて非合理的な練習をすることで精神を鍛える、みたいな訳の解らん美徳に疑問を感じていました。
あくまで私の想像ですが、この置いて行かれた生徒はたまたま当日、体調が悪かったけれど、その独特の精神主義を前に「稽古休ませて下さい」と言えなかったんじゃなかろうか。
いずれにしても、彼が無事に発見されて良かったです。親御さんもホッとされたことでしょう。
部活の過剰な精神主義の一例
私も高校生の頃は剣道部だったので、夏休みのクソ暑い中たいして強い訳でもないのに必要以上に熱血指導の顧問(50歳くらいの女)に、ほぼ毎日、辛い稽古を強いられておりました。
はっきり言って、目も当てられない位に弱い高校だったので、私も「そんなに必死にせんでもええやん」と思いながら嫌々練習しておりました。どのくらい弱いかと言うと、私個人としては公式戦で一度も勝ったことがありません。
そんなある日、あまりの暑さに稽古に嫌気が差して、同級生と一緒に全裸になって、その上に面、防具、甲、垂を着けるという「裸エプロン」ならぬ「裸剣道」の格好になって、ふざけて遊んでいました。
するとたまたまふざけてる所に顧問が現れて、私達の姿を見た途端に「武道を舐めるな!」と激しいヒステリーを起こし、同級生と一緒に竹刀でボコボコにしばき回されてしまいました。
さらにその日の稽古が終わるまで、そのままの格好で、女子も含む他の部員の前で延々と正座させられるという、この上ない屈辱を与えられてしまいました。今、思うと完全に体罰です。
「もう二度としません」と稽古が終わった後、二人で泣きながら顧問に謝って、やっと許して貰って、走って家に帰ったのを覚えております。
それが私がマゾに目覚めたきっかけ…
恥を忍んで言います。
私はボコボコにしばき上げられた上に、全裸に防具で正座させられるという、この上なく屈辱的な格好で泣いてる姿を皆に見られて、恥かしながら思い切り興奮しておりました。
女子も含む他の部員からの、好奇心と軽蔑に満ちた視線を痛い位に感じれば感じるほど、激しい勃起が堪えられなくなり、垂の隙間からアレが飛び出してしまわないように隠すのに必死でした。
願わくばこのまま時間が止まってしまって、いつまでもこの至福の時が続けば良いのにと、恍惚の表情を堪えるのに精一杯でした。
今思えば、これが私がマゾに目覚めたきっかけかも知れません。
最後に
本日の記事は、私が一方的に敬愛しているガンダムのおっさんが、以下の記事で自分の道について熱く語っていたので、私自身の道の原点について思い返して記した次第です。
みなさまどうか、こんな私のことを嫌いにならないで下さい。