チキチキボーンの骨を有効利用する方法～ゼライスを使ってシャレオツなジュレサラダを作りました
私は以前、ケンタッキーの残った骨からスープを作った記事を書き、みなさまをドン引きさせた事があります。
今回はそれをパワーアップさせて、みんな大好きチキチキボーンの残った骨からシャレオツなジュレサラダを作り、みなさまに更なる不快感のどん底へと誘いたいと思いますので、宜しければどうぞ最後までお付き合い下さいませ。
みなさん大好きチキチキボーンです。我が家は三人家族なので一袋では足りなくて、いつも二袋です。チキチキボーンは割と値段が高く、私の住む街では特売で１９８円が最安値です。
オーブントースターで適当に焼きます。こんがりしたら出来上がり。
食い終わった骨。普通なら生ごみですが、私には宝の山に見えます。
食い終わった骨をもう一度焼きます。香ばしさを出すのと、いちおう殺菌消毒になるかと思いまして…
骨が覆う程度に水と料理酒を入れて弱火で煮ます。骨が重ならないように置くのがポイント。水と料理酒の量が少なく済みます。
１５分ほど煮たら骨を取り出し漉します。強火にして煮詰めるようにして水分を少し飛ばします。ケンタッキーの骨と比べて臭みはないので、ショウガを入れる必要はありません。（好きな人は入れてもいいです）
ご存知ゼライスを使って骨から出たダシを使ってジュレを作ります。ゼライス一袋で２５０ｃｃ分だから、一つまみ程度で十分固まります。
仕上げにオリーブオイルを垂らせば完成です！
瀬戸内海の真鯛は今が旬です。もう半月ほどで産卵期に入るため身が痩せて不味くなるのです。玉ねぎとアボカドとパプリカと一緒にジュレサラダにしてみました！生の玉ねぎは熱湯に１０秒ほど浸すと辛味が消えますよ。
味の方は？
ケンタッキーの骨スープと比べると、臭みは大分少なくクセのない味です。これまた衣に残ったスパイスの風味と骨から出たエキスが良い味を出していて、とても残飯から作ったとは思えない風味です。
ゼライスのとろ味とチキチキボーンのスパイスが旬の真鯛とマッチしていて、瀬戸内海沿いに住んでいて鯛の刺身を食べる機会が多く、定番のわさび醤油や塩で食べ飽きた人間からすれば、こうやって違う味で食べるのもまた一興なのです。
日本酒にはもちろんワインにも合う一品で、シャレオツなレストランなら前菜として１２００円位取られても納得のクオリティーです。
注意点は…
非常に美味しいこのチキチキボーンの骨ジュレサラダですが、やはりこれも注意点があります。そうです、ケンタッキーの骨スープと同じく残飯から作るので「生理的に受け付けない」と食べるのを拒否する人がいる事です。
我が家だと妻が該当するのですが「食べる？」と私が聞いても絶対に返事をしません。妻は聴力には問題なく、私の言葉が聞こえてない筈はないのですが…一応断っておきますが妻は決して潔癖症ではありません。極めて普通の衛生観念の持ち主です。
子ブタちゃんは喜んで食べます。普段は生魚も生野菜も絶対に食べないのですが、このジュレを掛けたらそれまで嫌ってたのがウソのようにバクバク食べるのです。子供は正直なので本当にこのジュレサラダが大好きなんでしょう。
学校に行くようになって外で「ウチのお父さんはチキチキボーンの骨を料理に使ってる」なんて言われると恥ずかしいので、物心が付く頃までには止めようと思っていますが、このがっつき具合を見るとしばらくは止めれそうにはありません。
年頃の娘が父親と一緒の洗濯機で下着を洗うのが嫌がるように「お父さんが食べた骨は入れないでね」とか言いながら、自分が食べた残飯だけでいつまでもジュレを作ってそうで先が思いやられます。
いつの日か彼氏が出来て手作りの料理を作る機会に、このチキチキボーンの骨ジュレを作ってしまわないか今から心配ですわ…それをご褒美と喜ぶようなマゾの彼氏なら問題ないのですが…
女の子は自分の父親に似た男を好きになると言いますので、その可能性はおおいにありますね。父としては私のような救いようのないマゾよりも、普通の人間を好きになって欲しいと希望します。
最後に
衛生的な問題もあるのですが、一番の懸念点はチキチキボーンが決して安い品物ではない事でしょうか。私の知る限りで経済的にチキチキボーンが買える一番の方法は、コストコで１キロ入りの物を買う事です。
ネットで買っても大して安くないし送料が掛かる事を思えば、近くのスーパーで特売の時にでも買うのが一番でしょう。日本ハムというメーカーは強気の商売をしていて、特売にあまり協力的ではないので、あまりその機会はないかも知れませんが。
一応アフィリンクは貼っておきますが、近所にスーパーがないような買い物難民の人や、買いに行くのが面倒で送料が掛かっても家に配達して貰いたい人以外は、あまりメリットはないと思います。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではまた明日からまた一週間頑張りましょう。
